南房総で水仙の香りを楽しむ

千葉に籠った生活で、新型コロナウィルスが巷に蔓延しているというテレビのニュースを見ていると、人の集まるところに行くのが怖くなる。2、3月は春休みで授業や学会はないが、いくつかの同窓会的な集まりがある。同窓会で高齢者が集まるのも危ないのではないか。今年の年賀状に、「そろそろ1度集まりましょう」という小学校の同窓生からのメッセージがあったが、今はやめておいた方がいいように思う。

それで、人が少ない千葉の南の方に出かけた。南房総に行くと、まだ屋根にブルーシートがかかっているところがたくさんあり、小さい山側の木々も折れているところがいくつかみられた。昨年10月の台風の被害が大きかったのであろう。

そのような中で、佐久間ダムの水仙は健在で、その群生と香りを楽しんだ。さらに南下して館山の先の方に行くと、沖縄のような南国の素朴な雰囲気があり、コロナウィルスのことをしばし忘れることができた。