授業の記録(「教育原論」12回 2018年7月6日)

今日の授業も、お配りしたリアクション(コメント用紙)の流れで行います。
まず配布した2枚4頁の資料とテキスト該当箇所に目を通し、リアクションに答えられるものは答えてください。(しばらく時間を取る。要点を黒板に書く)

それでは、リアクションの質問の内容と資料の説明をします。
前の回のリアクションの答えの集計を資料に示しました。
ふるさとに愛着のある人は、多く、国家に関してはそれほどでもない、サッカーの応援は愛国心とあまり関係ないという答えが案外多いと思いました。
ワールドカップのサッカーで若い人が熱狂的に日本チームを応援しているのかと思いましたが、そのでもないことがわかりました。皆さんの中で日本チームの決勝戦(ベルギー戦)を実況(ライブ)で見た人はどれくらいいますか。若い人より中高年や老人がテレビで実況をみているように思います。
「ふるさとの4番」に関しては、他の人のものを読んで、1番いいと思うものを選んでください。私の感想は、そこに書きました。

ふるさとや国家を考える時に、コミュニティとアソシエーションの違いについて知っておくことは大切なので、その説明します。社会学辞典から該当箇所をコピーしましたので見てください。
アソシエーションはある目的の為につくられた機能集団です。たとえば、皆さんがサッカーをやるサークルを
作った場合、それはアソシエーションです。コミュニティは多くの機能を充たす生活共同体です。アソシエーションだったものが段々コミュニティになる場合もあります。サッカーのサークルが親睦会を頻繁に開き、メンバーの交友をめっざすようになるとコミュニティに近づきます。家庭や学校や大学はどちらでしょうか。
ふるさとや国家はどちらなのかと考えてほしいと思います。
またカントリーとネ―ションの違いということも考えてください。ふるさとはカントリーですが、国家はネーションで、この2つは、かなり違うものだということを、原発や戦争のことから考えてほしいと思います。
個人、家族、地域社会、国家が同心円状に伸びていくという集団観がありますが(教育基本法の考え方もこれに近い)、そんな単純なことではないことを、過去の日本の歴史や今のアラブ諸国の紛争をみていてもそれがわかります。
さらに、今日は学級(集団)について考えてみたいと思います。皆さんは、教員になると学級担任をすると思います。学級や学級担任に関するいろいろな質問がリアクションにあります。資料やテキストの該当箇所を読んで下さい。資料の中に東京都の教育委員会が学級担任に何を期待しているかということもあります。学級というのは、アソシエーションなのかコミュニティなのかということも考え、周囲とも話し合って、自分の考えを書いてください。

教育原論 リアクション(7月6日)  学級(集団)について考える
                     番号       氏名
1 前回のリアクションを読んでの感想
2 コミュニティーとアソシエ―ションの違いは何か
3 郷里を愛する気持ちと国家を愛する気持ちは同じか。(千葉に原発を作ると云う政府案があったらどう思うか。自分の子どもが海外の危険な地域に派遣されたらどう思うかなど)
4 いじめの起こりやすい学級(集団)の特質(雰囲気等)は、どのようなものか。
5 「教室コミュニケーション」(テキスト33〜34頁)とは何か。
6 自分の属した学級で印象に残っていることを教えて下さい。
7 学級で教師のどのようなリーダシップや教え方が、学力が向上し、児童の満足度も高まると思うか (配布資料<武内原稿・リーダシップ論参照のこと)
8 小学校で学級担任になったら、どのような学級にしたいですか(資料も参照)
7 他の人からコメントをもらう
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