挨拶について

道や外で会う(行きちがう)人は、挨拶し合うのであろうか。もちろん人の多い都会では、見知らない人に挨拶することはないが、都会ではない町や村、あるいは観光地ではどうであろうか? 
観光地では、人はリラックスしているので、見知らぬ人でも挨拶を交わすような気がする。湘南の海岸で散歩する人は、お互いに挨拶はしない、千葉の「田舎」では半分くらいの人が挨拶をする。以前にそのようなことを、書いたことがある。
大学ではどうであろうか。以前に勤めていた上智大学(千代田区)では、学生から学外はもちろん学内でも、挨拶されることはほとんどなかった(ゼミの学生でも、教室外で知らん顔されたことがある。それだけ都会化している)。今勤めている「敬愛大学」(千葉市稲毛区にある)の学生から、ゼミの学生以外でもよく挨拶される(「小中高でそのようにしてきたの?」と聞くと、「そうです」という答えが返ってきた。「家の近くでも近所で知らない人に会ったら挨拶するの?」と聞いたら、「知らない人はいません。皆顔見知りです」という答えが返ってきた。)
アメリカ人が、エレベーターに乗り合わせたり、行き違う人に笑顔でよく挨拶するのは、フレンドリーであるのではなく、「私はあなたに危害を加える人間ではありませんよ」というメッセージを発している為、という解釈を読んだことがある(藤原新也『アメリカ』だったと思う)
今、日本の小学校では。「道で見知らぬ人と話をしないように」という指導がなされているという話を聞いたことがあるが、一方、「登下校の時に人に会ったら、挨拶をしなさい。変な人かどうかが見分けがつきます」という指導がなされている学校もあると聞いた。後者だとしたら、道で小学生に挨拶されて、礼儀正しいなと、喜んではいられない。不審者かどうか自分が試されたことになるのだから。挨拶も油断がならない。

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